
komenotoriko

一粒から、日本が見える




素材とアイデアにこだわった新ブランド「kome no toriko」
一粒の米は、ただの食材ではない。
そこには、山の恵み、川の清らかさ、季節の移ろい、農家のまなざしが詰まっている。
炊き上がった香りは、日本の記憶そのもの。その一粒に、私たちは90年向き合ってきた。
私たちは、ただの米菓子ではなく、“米という文化”を、料理・菓子・原料すべてに昇華し、世界へ届けたいと考えています。
「komenotoriko」は、日本中の選び抜かれた素材と職人の手技で、
一粒から、見える“日本”を表現します。
“Komenotoriko”というブランドは、お米のおいしさとお米を楽しむ文化を広めるために立ち上げられました。
元々弊社は米菓工場であったため初めにお煎餅から商品作りを始めました。
しかし、今後は米菓子だけに限定せずにブランドの発展を目指しています。
お米は、その食文化の多様性から見ても、世界中で非常に重要な食材であり、
大きく分けてインディカ種とジャポニカ種の2種類があります。
インディカ種は一般的に熱帯や亜熱帯の気候に適しており、長粒で粘り気が少ない特徴を持っています。
一方、ジャポニカ種は日本を含む温帯の気候に適しており、粘り気と甘みを特徴としています。
ジャポニカ種の米はその粘り気が特徴で、それがお煎餅製造にも生かされています。
日本で主に生産され、食されているのはジャポニカ種であり、
日本の食文化、特にお寿司やおにぎりといった料理は、ジャポニカ種の米の粘り気と甘みを活かしています。
インディカ種の米は日本ではあまり生産されておらず、
これは日本の稲作環境や食文化、さらには経済的要素が影響しています。
世界的に見ると、ジャポニカ種の米は全生産量の約2割程度しか占めておらず、
その意味では希少ともいえる存在です。
この日本を代表するジャポニカ種の米、そしてそれが作り出す独特の食文化を、
Komenotorikoブランドを通じて世界に広めていきたいと考えています。
ブランドはただ商品を提供するだけでなく、日本のお米農業生産にも貢献したいという思いがあります。
そのために、ジャポニカ種にとどまらず、多種多様なお米を用いた商品開発にも力を入れています。
これらの活動を通じて、Komenotorikoはお米の魅力をより多くの人々に伝え、
お米とそれに関連する文化の発展を支えていきたいと考えています。
Komenotorikoはこれらの米の特性と背景を理解し、お米を中心とした多様な商品開発を通じて、
お米の魅力を引き立てることを目指しています。